兵庫国体の高校公式野球決勝でおなじみの田中君と斎藤君が投げあい、甲子園に引き続いて斎藤君が勝ったようです。
夢の対決なんだそうです。どんな表現をしても勝手だけど夢があまりにも簡単に語られすぎ。失礼な表現をするけど、甲子園の決勝は別としても今日の国体決勝なんて来月にはもう忘れちゃうでしょ。それって夢の対決なの?思い出の対決で充分でしょ。
これはあくまで選手達の問題ではありません。取り上げる側の問題。簡単に祭りあげてさっさと忘れる体質はそろそろ卒業して欲しいな。
ついさっきまで世界レスリングの試合を見ていましたが、アニマル子が強いです。
最終的には銀メダルで終わったようですが、そこまでは非常にいい試合をしていました。
だからなんだということでもなく、ただアニマル子って言いたかっただけです。本当に。
でも浜口京子って顔のつくりは愛嬌のあるかわいらしいかんじだけど、体格はお父ちゃん譲りで立派な体格ですね。
関係ないけど、やっぱりレスリングの試合会場でアニマル浜口って名物親父なんでしょうね。
http://www.buri.ne.jp/legend/legend.cgi
しんいちは、ショート科学研究所にて、人工生命体の実験体として誕生した。
5歳、全国民の支持を得て、登極。政治に外交に辣腕を揮う。
しんいちは12歳で歌舞伎町の女王に返り咲いた。
16歳、ムーミンの声を担当する。
22歳の時、声優が突如かないみかに変更される。
しんいちは水に浸すと10倍に膨張するため、調理の際は十分に気をつけること。
そして、しんいちは星になった。35歳、あまりにも早過ぎる出来事だった。
35歳?来年だ!
最近、ちょっと古めの話題を取り上げることが多くて申し訳ないです。
米国牛の輸入が再開され、吉野家でも牛丼が復活する。それはそうでしょうね。牛丼の販売中止をきっかけに、伝説のような人気商品になっているわけですから。
ここで一度、消費者として考えるべきことがあるような気がします。
そもそもなぜ、輸入が禁止になったのでしょうか。BSEの伝染を防ぐためですね。
アメリカでは食用になる牛の検査が徹底されていない(全頭検査が行われていない)こと及び、全頭検査が受け入れられないことが禁止のきっかけであったように記憶しています。
BSEは経口感染であることとすぐに発病されるものではないという事実と、肉骨粉を飼料として育てられた牛が恐らくやばいということ以外、ほとんど解明できていません。
なぜBSEになってしまうのか。どんな要素がどこに影響して症状が現れるのか。潜伏期間がどの程度なのか。どうやって治療するのか。
この状況は輸入を禁止したときも再開の決定をしたときも変わっていません。
ではなぜ輸入が再開されたのか。声のでかいやつが安全だと言い張っているからです。間違っていたら謝りますが、私が把握している理由はそれだけです。安全性が確保できたからではないんです。
何より驚くのは、こんな状況でありながら米国牛を使った牛丼の再開を喜んで受け入れる声が聞こえてくること。目に見えない危険には興味がないんだろうなと感じます。伝説の牛丼がまた戻ってくるというイメージが先行しているようです。これって与えられたイメージを皆で共有しているだけのように感じます。
ただ見落としてはいけないなと感じるのは、国産牛の安全性。日本では生後24ヶ月未満の牛を全頭検査していますが、BSEの潜伏期間は2年から8年というのが通説である以上、私はあまり意味をなさない全頭検査であると判断します。
国産の牛が安全だというのも、やはり与えられたイメージが先行したものに過ぎない。実際の安全性とはあまり関係ないと言わざるを得ない。今、絶対に安全だと胸を張って言えるのはオーストラリアやニュージーランドの牛くらいでしょうか。
これらを通して感じるのは、目の前の事象から想像力を膨らませて危険性を判断することが苦手で、与えられたイメージの中で物事を判断する人が多いということです。
それでも数年後、BSEに本当に感染したときには国を相手に訴訟を起こすんでしょうね。
でも小泉さんは以前、ありがたい警告を残してくれていますよ。
「自己責任」
新首相の安倍さんは日本を美しい国にしたいそうです。
個人的には賛成ですが、彼はどんな点を未来に残すべき美しいものと感じているのでしょうか。逆に、今のうちに正しておかなければならない美しくないものはどんなものなんでしょうか。
着地点のイメージがずれているとすると怖いなと思います。個人の主観に左右されるようなキャッチフレーズを目標にするのは好ましくないなということを感じています。参考になりますね。
早くも一つ、教訓をもらってしまいました。